な!ナガオカ

まさかの無料!? 極厚油揚げ名産地でもらえる「おから」をいかに使い切るか?

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栃尾食べる
栃尾食べる
2016年 8月 28日 | な!ナガオカ スタッフ

長岡市栃尾の名物は巨大で分厚い油揚げ。長さ20センチ、幅8センチ、厚さにいたっては3センチ(!)。ユニークなその形状は、親しみをこめて「ジャンボあぶらげ」とも呼ばれます。町には16店もの油揚げ店があり、お目当てのお店目指して、遠方からわざわざ車で買いにくるファンも多いとか。

さて、大量の油揚げを作るとその量に応じて出てくる副産物があります。それが「おから」。栃尾の油揚げ店の中には、なんと、おからを無料で好きなだけ持ち帰れるようにしている店も! 安価な食材と言われていても「タダ」とはびっくり。「ちょっと体にいいおかずも作ってみようかな~」「これは持ち帰らねば損だ!」なんて思わずテンションが上がって大量に持ち帰ってしまう人もいるのではないでしょうか。しかし、いりおからくらいしか食べ方を知らない人や、気づいたらおからが傷んでしまった……といった人も多いのでは。

今回、編集部が注目したのは、このおから。流通させきれない分は産業廃棄物として捨てられてしまう運命のこの食材。いったいどうすれば美味しく無駄なく使いきれるでしょうか。2回に分けてお送りする栃尾のおからレポート、【前編】はおからの食べきり方をご紹介します。

 

おからには大豆の栄養の半分が残っている

大豆を水に浸してもどし、すりつぶしてから濾してできたものが「豆乳」。こしたあとに残る大豆の残りかすが「おから」です。残りかす、というと聞こえが悪いのですが、実はおからには大豆の栄養のなんと半分以上が残るのだそう! 食物繊維はもちろん、大豆の良質なタンパク質やイソフラボン(※)も多く残っています。低カロリーで低糖質。米や小麦粉など、糖質の多い食品のかわりにおからを使うと、食物繊維を増やし、糖質を抑えられるため、血糖値の急上昇を抑えて、太りにくいと食べ方ができると言われているのです。

せっかく持ち帰ったおから、やっぱり食べなければもったいない!

※女性ホルモンのエストロゲンと似た構造をもつフラボノイドで血液中のコレステロールを下げるなど体内で数多くの有効な働きをする

 

おから詰め放題の「星長」に行ってみた

編集部が訪れたのはJR長岡駅から車で30分。栃尾の市街地にある栃尾大野町「星長豆腐店」。油揚げはもちろん、おぼろ豆腐の美味しさでも知られ、遠方からわざわざ買いにくるファンも多い人気店です。こちらの店内、大きなコンテナに取り放題のおからが置いてあります。備え付けのスコップで、ビニール袋におからを皆好きなだけ詰めて持ち帰っています。……こんなサービス見たら、ついついたくさん持ち帰りたくなりますよね。

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密度があって食べごたえ満点、人気の「栃尾名物油あげ」。

密度があって食べごたえ満点、人気の「栃尾名物油あげ」。

菜箸を刺した穴があるのも栃尾あぶらげの特徴。

菜箸を刺した穴があるのも栃尾あぶらげの特徴。

 

卯の花煎り、酢の物、サラダにおすすめ

「星長豆腐店」で、店員の方におからの食べ方について聞いてみました。

「いりおからなら、ひじきなど入れると栄養豊富になっていいですよ。それから、暑い時期には酢の物もさっぱりした一品になります。また、ポテトサラダのジャガイモをおからに替えたおからサラダは簡単でいいですよ。パン粉がわりにハンバーグなどのひき肉だねに混ぜて使うのもおすすめです」とのこと。

ジャガイモやパン粉は糖質の多い食品。かわりにおからを使うと、ダイエットにもよさそうです。

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写真左が「おからサラダ」。右が「ひじき入りいりおから」。いりおからは各家庭好みの味つけがあると思うので、ここでは編集部が作ってみたサラダのレシピを簡単に紹介。おから150gを電子レンジで軽く温め、玉ねぎやピクルス入りの市販の調味酢大さじ1、酢大さじ1、マヨネーズ大さじ2で味をつける。牛乳大さじ3~4を加えてしっとりさせる。塩もみきゅうり、ハム、ゆでたにんじん、ゆで卵などを加え混ぜて完成。隠し味にしょうゆを一差しすると味がしまります。

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