な!ナガオカ

海の命を、つなげていく

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寺泊食べる
寺泊食べる
2016年 7月 20日 | な!ナガオカ スタッフ
寺泊漁業協同組合 代表理事・組合長 金田一彌さん
株式会社CHOU’CHOU 水産事業部マネージャー 平原渉さん

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新潟の「魚のアメ横」。

はるか佐渡沖まで及ぶ、豊富な漁場に恵まれた寺泊(てらどまり)。ここには、多くの観光客が訪れる人気のスポットがあります。国道沿いに、大型鮮魚店が軒を連ねる市場通り、通称「魚のアメ横」。目玉は、その時期に揚がった、もっとも旬の地物。「1月はヒラメ、タコ、アンコウ、カレイ。だいたい6月の半ばくらいまでは同じ顔ぶれで、そのあとは7月半ばまでアマダイが穫れます。8月の末になると、今度はノドグロ。10月をすぎると、またアマダイを穫って、12月に入るとヒラメ、タコ、アンコウ、カレイが穫れるようになります」教えてくれたのは、還暦を過ぎた今もなお現役の漁師である金田一彌さん(68歳)。金田さんの漁船、「宝丸」の乗組員は、同じ漁師の道を選んだ息子さんと金田さんの二人。「せがれが漁師になった時、ちっとも嬉しくなんかなかったですよ。一人でやったほうが気ままだからね」。かく言う金田さんも、漁師だった父と同じ道を選んだ一人です。

年中賑わう魚の市場通り。平日は8:30、土日、祝日は8:00から営業している。

年中賑わう魚の市場通り。平日は8:30、土日、祝日は8:00から営業している。

魚類をはじめイカや貝類など、どれもひと目見ただけで分かる鮮度の良さ。

魚類をはじめイカや貝類など、どれもひと目見ただけで分かる鮮度の良さ。

自分の船に「宝丸」と名付けた理由は「船が宝だから」。父の代から同じ名前を受け継いでいる。

自分の船に「宝丸」と名付けた理由は「船が宝だから」。父の代から同じ名前を受け継いでいる。

漁師歴、50年以上。

「初めて船に乗ったのは、小学校4年生のとき」。少しでも家計を助けるためにと、子供の頃から父の仕事を手伝っていた金田さん。見よう見まねで覚えていくうちに、次第に漁の面白さにのめりこんでいきました。「穫れたときの喜びは、何ものにも変えられない」「漁師の面白みってさ、他の人よりも量がとれたら、とれた分だけ値がつく」バブルの時は、1日で何十万という売上をあげたこともあったそう。かといって欲を出すと、危ない目にあうこともあります。「しけているときに無理に沖に出て、おっかない思いをしたことは何度もある」。自然が相手の商売だからこそ、常に危険とは隣り合わせ。天気予報はいつもチェックしています。いつ天候が変わるか、風向きが変わるか、沖に出てからも油断は禁物。「釣った魚を船の上でさばいて食べるシーンをテレビでやるでしょう?実際はそんな暇なんてないからね」。片手で食べられるものをと、奥様が毎朝つくってくれる握り飯が、お守り代わりになっています。

子どもの頃から魚が好きで、漁師を志した平原さん。「3年ほど、佐渡で漁師をしていました」。

子どもの頃から魚が好きで、漁師を志した平原さん。「3年ほど、佐渡で漁師をしていました」。

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