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フォークデュオ「ひなた」が長岡を熱くする!12月開催「音むすびフェス」への想い

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遊ぶ長岡音楽食べる
遊ぶ長岡音楽食べる
2016年 11月 26日 | な!ナガオカ スタッフ

出身者だったり、学生時代に住んでいたり。どんな街にもたいてい、その街ゆかりのミュージシャンというものが存在する。1999年に結成されたフォークデュオ「ひなた」も、長岡におけるそんな「ゆかりのある」ミュージシャンだ。

ひなたの魅力は、たかのりさん、ぴろんさんによる。透明感ある歌声と、爽やかで軽快なサウンド。自身の夢や成長、恋愛に関する歌詞は、リアルで思わず共感してしまう。

従弟同士ということもあって息はぴったり。音楽はもちろん、二人の人柄に惹かれるファンも数多い。「新潟が好き、長岡が好き。このまちのステキを音楽で発信したい!」こんな熱い想いを胸に活動を続ける二人の、結成から現在の活動までの話を聞いた。

 

タモリが太鼓判「東京に来いよ」

「ひなた」結成は1999年。長渕剛に憧れるたかのりさんが、とある友人とアコースティックギターを片手に路上ライブをしたことから始まった。デュオ名の由来は「ひなたぼっこが好き」ということから。

次第にファンを増やし、数カ月後には新潟市のライブハウスで披露するまでに。300人のお客さんで埋め尽くされたライブ会場に、足を運んだのが現メンバーぴろんさんだ。ひなたの圧倒的な迫力に感化され、すぐに当時流行の「ゆず」のスコアブックを購入し、ギター練習に励んだという。

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現在アーティスト活動をしながら、家業であるユニフォーム会社の役員も務める、たかのりさん。

転機は2003年の長岡活性化イベント。タモリさん、いっこく堂さん、清水ミチコさんなど、豪華な顔ぶれの出演者枠に、ひなたも加わったのだ。いつもどおり全力でライブを終えた二人。打ち上げの居酒屋でタモリさんが、たかのりさんを指差し、こう言った。「お前、オーラがある」。一方ぴろんさんを一瞥し「うーん……オーラは一人で十分かな」と。

それは大御所なりの冗談としても、太鼓判を押し「東京に来い」とエールを送ってくれたのだ。自信をもった二人は、事務所が定まらないまま上京。タモリさんのツテで住む場所を確保し、東京での音楽活動をスタートさせた。

東京での活動は順調だった。代々木公園で路上ライブを始めて、わずか3カ月でスカウトにより所属事務所が決定。ライブはもとより新しい挑戦も始まった。

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個性的な名前のぴろんさん。本名は「博章」で、髪がぴろぴろしているから、「ぴろん」と命名されたんだとか……。

「47都道府県を1日1県ペースで訪れて各地でライブをしたんだ。CDを売ったお金で旅をする『ひな旅』という無謀な企画……。ハードスケジュールなうえに車中泊! この企画、相方が勝手に決めちゃって、俺は付き合わされた(苦笑)」(ぴろんさん)

SNSがない当時、情報の拡散力が低い中、インターネットと口コミで毎日たくさんのお客さんが集まったという。

 

震災をきっかけに活動拠点を長岡へ

その後、渋谷公会堂でのワンマンライブ、全国10カ所ツアーなども成功させ、シングル、アルバムは、全タイトルがオリコンインディーズチャートで見事ランクイン。軌道にのる中、この頃、家庭をもちはじめた二人は「故郷」についてふと考えるようになった。

そのタイミングで起きたのが、2011年の東日本大震災。これをきっかけに「新潟から発信したい」という想いが強くなり、故郷である長岡へ戻ることとなった。

「長岡に戻ってきたら、思いがけない仕事が舞い込んでくるようになったんだよね」と
二人が話すとおり、ひなたの活動はかなり幅広い。まず、たかのりさんが初めて挑戦したのが俳優業。ご当地ヒーロードラマ『超耕21ガッター』の主人公を演じ、主題歌もひなたが担当した。

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ライブに遊びに来てくれたガッターと共演。

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ラジオの収録・編集は事務所にて、ぴろんさんがメインで行う。

ぴろんさんはFMながおかの『ひなたのじょんのび喫茶』に特に思い入れが強いと話す。トークのテーマ決めから編集まで自分たちでこなし、スポンサー企業とのつながりも生まれた。そして、この縁がきっかけで社歌を作ることにも挑戦。これまでは自分たちの想いを伝えるための曲だったが、クライアントの魅力を伝える曲作りという新境地に挑み、現在までに16社の社歌を提供している。

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2016年7月に開催した『第6回高校生長岡ラーメン選手権』のテーマソングを担当。スペシャルライブは最高の盛り上がりに!

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亀田小学校6年生に向けた授業「夢先生」。たかのりさんの人生を「夢曲線」として描き、走り続けることの大切さを講演した。

その他、彼らの仕事は語り尽くせないほど多彩だ。「アルビレックス」の主題歌、「関谷自動車学校」のCM出演、今年は高校生による熱い真夏の祭典「ラーメン選手権」のテーマソングも手がけた。新潟県内の小中高校にて、夢を大切にした生き方を講演する「夢先生」も話題となり、いまや新潟を代表する有名人へと成長した。

 

 

ご縁をつくりつなげる、
音楽と食の一大フェス開催!

そんな彼らは、この冬、活動の集大成ともいえる音楽イベントを企画している。その名も『長岡音むすびフェス!!2016』、略して「音むす」。長岡の美味しいゴハンと、最高の音楽を楽しみながら、集まった人たちが一つになる。そんな「縁むすび」をコンセプトにした音楽フェスだ。入場無料のドネーション(寄付)制で、誰でも気軽に遊びに行ける。

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「縁結び」と「塩(えん)むすび」をかけて、塩むすび1000個が無料で振る舞われるという。

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アオーレ長岡の「ナカドマ」。ステージ1つと、子どもたちが遊べるブースを用意。

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「アリーナ」。ここに2つのステージを設置し、飲食店が並ぶ。

会場は、JR長岡駅から徒歩3分の「アオーレ長岡」。アリーナとナカドマを使い、3ステージを設置。屋根付きなので天気の心配をせずに、ライブを楽しめる。

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出演アーティストは、ひなたの二人と親交が深く、熱いハートを音楽に込める多彩な顔ぶれの18組。「音むすに出演するアーティストのほとんどが、県外から来てくれる。彼らの音楽は最高!みんなにもぜひ聴かせたい」と二人も絶賛。超耕21ガッターも応援に駆けつけてパフォーマンスを見せてくれる。

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鴨つみれ、車麩、初しぼり醤油、生姜、新鮮野菜がポイントの「生姜風味の鴨つみれ汁」。

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新作鍋開発メンバーでもある遊食居酒屋「なじらてい」の店主。

美味しいフードも充実!注目は、長岡市内飲食店4店がタッグを組んで開発した新作鍋「生姜風味の鴨つみれ汁」。500食限定で、なんと1杯200円。その他にも、ローストビーフ丼、そば、スイーツなど、選ぶ楽しみがいっぱい。

家族全員でフェスを楽しんでほしいと、小さな子どもが喜びそうなブースもあり。巨大迷路や電気自動車など、おもいっきり身体を使える遊びを用意している。

「長岡での音楽フェスは長年の夢だった。それが今、たくさんの人の支えがあるおかげで実現に向かっている。苦労は多いけど、ワクワクの方が勝っているね」(たかのりさん)

そう語る通り、音むすにはたくさんの人が関わっている。出演するアーティスト、フードを提供する飲食店、ポスター貼りボランティアの皆さん……。

当日は「悠久山栄養調理専門学校」「えぷろん」の学生たちが1000個の塩むすびを作り、「長岡子ども福祉カレッジ」の学生たちは保育ボランティアを担当。全員が「音むす成功」という一つの夢に向かうことで一体感が生まれ、つながりはより深いものとなってきた。

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悠久山栄養調理専門学校の学生たちとパチリ。塩むすび作り1000個に向けて気合十分!

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長岡子ども福祉カレッジにて。将来は子供に携わる仕事をしたいと考える学生たちにとって、夢を叶えたひなたの二人は憧れの存在。

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二人のかけ合いはまるでコントのように、ボケとツッコミがテンポよく繰り返される。冗談が言い合える関係は、お互い信頼し合う証でもある。

「実は、音むす企画発案は相方だったんだけど、なぜか俺が実行委員長になっちゃった。でも、そのおかげでたくさんのご縁があって、このまちがもっと好きになったんだ」(ぴろんさん)

「10年も20年も続くイベントにしたい。参加者同士でも、音楽を通じて仲良くなってほしいな。音むすをきっかけにカップルができたら、最高だよね!」(たかのりさん)

まずは今回がその第一歩。イベント成功に向けて全力を尽くしている。

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当日は音むすオフィシャルグッズも販売する。厚手のバスタオルはそのひとつ。

音むすオフィシャルグッズのひとつ、クールなデザインの手袋。

こちらもオフィシャルグッズのひとつ、クールなデザインの手袋。

ひなたの二人と、応援するたくさんの人たちの想いが詰まった「長岡音むすびフェス!!2016」の開催は12月4日(日)。寒い冬でも、音楽と食の力で最高に熱い一日になるはずだ。ぜひ会場に足を運んで、ライブならではの迫力を体感してみてはいかがだろうか?

 

長岡音むすびフェス!!2016
[開催日] 2016年12月4日(日)
[時間] 11:00~18:00
[場所] アオーレ長岡(アリーナ  / ナカドマ) (新潟県長岡市大手通1-4-10)
[入場料]無料 ※ドネーション(寄付)制
[HP] http://otomusubi.com/
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