ひとを知る
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物理から木工へ、富井貴志さんが伝える「作り手と器、使い手の究極の三位一体」
2019/7/3 新潟県長岡市小国町の工房で日々じっくり木材と向き合い、ノミでくり抜いて作る刳り物(くりもの)、ろくろで挽いて作る挽き物(ひきもの)といった、日常使いの器を手掛ける木工家・富井貴志さん。全国各地で個展を開催してファンを獲得している売れっ子で、2012年に新人賞を受賞した国展で今年は準会員優作賞を受賞するなど、高い技術力と豊かな表現力も評価されている。 そんな富井さんは筑波大学大
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「距離の近さ」を強みに!TWOOLが目指す「地方ならでは」のものづくり
2018.9.8 機能的で美しく、日々の暮らしを心豊かにしてくれる日常使いのものたち。それらをメーカーと共に企画開発し、実用に足るものとしてデザインするのがプロダクトデザイナーの仕事だ。新潟県は日本有数の金物の町、燕三条に代表されるように製造業が盛んだが、地方在住のデザイナーたちはどのように道を切り拓いているのだろう。 小学生のときに家族と共に長岡市に移住し、山形、東京、福島を経てUターン