ひとを知る
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幻の果物「ポポー」を里山保全の鍵に!地域の宝を未来へつなぐ、シニアたちの挑戦
日本の原風景ともいえる里山が広がる新潟県長岡市・三島エリア。まちを占める森林の面積は実に6割を超え、様々な樹木が生い茂っている。自然環境が良い証であるホタルが多数生息し、四季の山野草であふれ、清冽な湧き水も流れる豊かな地だ。しかし、現在は山を整備する人手が減ったことから荒廃が進み、環境の保全が深刻なテーマとなっている。 そんな“地域の宝”である美しい山々に親しみを感じてもらいたいと、里山をテ
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【長岡蔵人めぐり 第7回】小さなチームの強みを生かす。伝統と変化の先に「現代の酒」を醸し続ける河忠酒造
2021/5/23 長岡市内の酒蔵16軒を巡り、蔵人たちの思いを伺う本企画「蔵人めぐり」。今回訪ねたのは、長岡市三島地域で江戸時代から酒造りを行う「河忠酒造」。西山連峰の山麓、豊かな水源に恵まれたこの地域で、どんな酒造りをしているのか? 代表と杜氏にお話を聞いた。 「長岡ではなく三島の酒」 長い歴史が培ってきた誇り 長岡駅から北西に車を走らせて、30分ほど。なだらかな稜線が連なる西山連峰の