まちを知る
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リピーター続々!大人気トレイルランイベントを支える「みんなが主役」の哲学
2018.7.14 「この地元のあたたかさにまた触れたくて、帰ってきた」 そう語ってくれたのは、前回も出場したという神奈川県からの参加者だ。 6月16・17日(土・日)に新潟県長岡市小国町で第3回目となるトレイルランニングイベント、ECHIGO COUNTRY TRAIL(エチゴカントリートレイル)が開催された。今年は53km、15km、2.5kmの3部門に、過去最多となる約900人
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雪原にモータースポーツの花を咲かせて28年!おぐに雪まつり雪上エンデューロ大会
2018.4.21 豪雪地帯として知られる新潟県長岡市の小国(おぐに)地域では、「おぐに雪まつり雪上エンデューロ大会」というモータースポーツの大会が毎年開催されています。 雪の上を大勢のバイカーたちが自慢の愛車に跨って疾駆する、全国的にも珍しいモータースポーツ大会です。なかなか聞きなれない種目かと思いますが、実はこの大会、28年にもわたって開催されている歴史あるイベント。いったい、どんな大
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開催は13年ぶり!男根猛々しい巨大な藁人形「道楽人形」を燃やす奇祭が復活
2017.2.18 1月15日は小正月。小豆粥を食べる、繭玉を飾る……、全国各地にさまざまな習わしが伝えられています。 なかでも「どんど焼き」「サイノカミ」と聞くと懐かしさを覚える方もいるのではないでしょうか。お正月にお招きした年神様を火にのせて天にお返しする祭りです。正月飾りや書初めなどをその火で焼き、字が上手くなるように願ったり、また、その火で餅やスルメなどを焼いて食べると、その一年、
ひとを知る
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物理から木工へ、富井貴志さんが伝える「作り手と器、使い手の究極の三位一体」
2019/7/3 新潟県長岡市小国町の工房で日々じっくり木材と向き合い、ノミでくり抜いて作る刳り物(くりもの)、ろくろで挽いて作る挽き物(ひきもの)といった、日常使いの器を手掛ける木工家・富井貴志さん。全国各地で個展を開催してファンを獲得している売れっ子で、2012年に新人賞を受賞した国展で今年は準会員優作賞を受賞するなど、高い技術力と豊かな表現力も評価されている。 そんな富井さんは筑波大学大
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職人とデザイナー。回り道のすえ「手漉き和紙」を天職とした2人の物語
2018.8.19 日本が誇る伝統工芸のひとつ、手漉き和紙。日本における紙づくりの始まりは、経路には諸説あるものの約1500年前には大陸から伝来したとされ、そこから独自の進化を遂げた。2014年にはユネスコ無形文化遺産に「和紙 日本の手漉(てすき)和紙技術」が登録されている。ライフスタイルの変化で市場が縮小する中、現在も和紙の産地は全国に点在するが、知る人ぞ知るメッカが新潟県。長岡市小国地域では