のこり1カ月! 話題のビール園を5倍楽しむ方法

2016.10.4

7月末にオープンした話題のビール園「与板★中川清兵衛記念BBQ ビール園」にはもう行きましたか? 与板地域のたちばな公園に、約120人を収容できる大型テントやウッドデッキ、キッチンカーを備えた、雨の日も心配いらずのBBQ施設。予約制でゆっくりできて、お肉も野菜もお酒も用意してくれるから、手ぶらで気軽に行けるのが魅力です。

営業は10月31日(月)までの期間限定。まだ未体験! という方もあの時のお肉がまた食べたい!という方も、シーズンが終わる前にぜひ足を運んでみてください。

ここでは、施設の魅力とともに秋になった今こそ「与板★中川清兵衛記念BBQ ビール園」に行きたくなる3つの理由を紹介します。

 

羽釜で炊く! ついに新米が登場

2-与板ビール園-羽釜

「中川清兵衛記念BBQビール園」のひと味違うポイントは、羽釜で炊いたご飯が味わえること。9月25日からはついに新米が登場したとあっては、行かないわけにはいきません。ふわっと香る炊きたてご飯の香りと、ふっくらとした新潟県産コシヒカリのツヤが食欲をそそります。

これは新米をいち早く味わえる米どころ・新潟ならでは。県外の人にも喜んでもらえそう!

しかも食べ放題! 焼きたてのお肉や野菜とともに新米のおいしさを満喫しましょう。

3-与板ビール園-内観

最新BBQグリルを使って、お肉や旬野菜を自分たちで焼くスタイル。炭をおこす必要もなく楽ちん♪

4-与板ビール園-乾杯

「新潟限定ビイル 風味爽快ニシテ」が飲み放題。ほかにもカクテルや日本酒、ソフトドリンクなどメニューは豊富。

 ちなみに、あまたあるビールの中でサッポロビールの「新潟限定ビイル 風味爽快ニシテ」が選ばれているのには、理由があります。

それが、店名にも名前が挙がる「中川清兵衛」の存在。

中川清兵衛肖像画

中川清兵衛は嘉永元(1848)年、三島郡与板で、与板藩2万石の御用商人扇屋の分家・中川家の長男として生まれました。17歳のときに郷里を離れて横浜へ行き、慶応元(1865)年にイギリスへ。当時ベルリンでは最大のビール会社であったベルリンビール醸造会社での修業を経て、帰国し、醸造会社「サッポロビール」の前身である「開拓使麦酒醸造所」の初代主任技師(ビール醸造技師第1号)になりました。

そう、清兵衛こそ、「日本ビールの父」といえる人物なのです。

与板にルーツを持つサッポロビールが、新潟への感謝の気持ちを込めて、「麦芽100%のしっかりとしたうま味」と「新潟の食に合う爽やかなのどごし」のコンセプトで作ったのが、「新潟限定ビイル 風味爽快ニシテ」。

5-与板ビール園-ビール

そんな清兵衛にちなんで、与板では毎年8月に「中川清兵衛サッポロビールフェスタ」を実施。与板っ子が全員集まっているんじゃないかと見まがうほどの賑わいを見せています。

与板地域と「新潟限定ビイル 風味爽快ニシテ」には、切っても切れない強いつながりがあるのです。

 

旬食材満載♥ お肉と一緒に地元野菜も

6-与板ビール園-食材

コースは予約制で、スタンダードバーベキュープラン(1人3,000円)とデラックスバーベキュープラン(4,000円)を用意。ミスジステーキ、スモークチキンレッグ、ジャイアントソーセージなどお肉と、季節の地元野菜3~4品、羽釜で炊いた新潟県産コシヒカリが食べ放題になりました。

スタンダードプランを2回経験した筆者(30代)は、毎回120%満足してしまいます。「もうこれ以上食べられない!」と言いながらも焼き立てのお肉を見ると箸が伸び、「ビールもう一杯もらってこよう♪」とご機嫌になってまた飲んで、飲んだらまた食べたくなって……の繰り返し。2部制で時間がたっぷりあるので、ゆっくりと食べ続け、飲み続けられる、大変幸せな環境です。

7-与板ビール園-食材

大きなブロック肉やタマネギがごろり、ワイルドなBBQが楽しめそう。食材はお店が用意。買い出しや荷下ろしの手間を考えず気軽に遊びに行ける。

 

周辺散策も楽しい! 紅葉のライトアップも

「与板★中川清兵衛記念BBQ ビール園」がある与板地域は、他にも文化的な観光スポットが盛りだくさん。

ビール園から徒歩10分にある「楽山苑」は山の上に立つ1892年築の豪商の別荘で、紅葉のシーズンとなればもみじが真っ赤に色付いて、とても美しい。また、「与板歴史民俗資料館(兼続お船ミュージアム)」では、中川清兵衛に関する展示も充実しています。清兵衛にちなんだ「新潟限定ビイル 風味爽快ニシテ」の巨大な缶ビールオブジェがあり、撮影スポットとして人気なんだそうです。与板の各飲食店で提供している(のぼりが目印)ご当地グルメ「お船ラーメン」を味わうのもひとつの手。豆乳を使ったクリーミーなスープとたっぷりの野菜が特徴です。

※Komachi支給写真※K160725楽山亭-初夏外観-l

楽山苑は、江戸時代に信濃川の河川交通を利用して商売を行った越後屈指の豪商、三輪家の第11代当主・三輪潤太郎によって明治25年に建てられました。

 

8-ニューズライン所有-W150403与板お船らーめん-酒麺処柿や与板店-m

酒麺処柿や与板店の与板お船らーめん。トッピングの梅干し、キムチ、ユズコショウをマイルドなスープに溶かし、味の変化を楽しめます。

 

「与板★中川清兵衛記念BBQ ビール園」の営業は2016年10月31日まで!

来年の営業はまだ未定。行くなら今がチャ~ンス。

10月8日(土)には与板衆の武者行列がまちを練り歩く「与板天地人行列」も。

せっかくならビール園以外にも足を運んで、与板の魅力を存分に感じてください。

 

9-与板ビール園-引きの外観

 

与板★中川清兵衛記念BBQ ビール園
[場所]河川緑地たちばな公園(与板町与板)
[期間] 2016年10月31日(月)まで
[営業時間][入れ替え2部制]デイタイム 11時~16時/サンセットタイム 17時~20時30分
[ラストオーダー]フード:30分前 ドリンク:15分前
利用は要予約 ■電話:050-5835-0493(バーベキュー予約センター受付時間10:00~18:00)
■インターネット:http://www.herofield.com/bbq/nakagawaseibeibeeren/

 

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