ひとを知る
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聞こえる人も、聞こえない人も、居心地よく。サードプレイスを体現するサイニングカフェ「NOBI by SUZUKI COFFEE」
2024.5.14 “誰もが自分らしく生きられる社会”といった言葉は、ちょっと意地悪に言えば流行といっても過言ではないほど、あらゆる自治体が謳っています。新潟県長岡市も例にもれず、2017年2月に「『地球広場』多文化共生ビジョン」(※国籍・文化の違いを尊重し合い、外国人市民との共生に取り組むための指針)を打ち出し、2024年2月には「パートナーシップ・ファミリーシップ制度」(※性自認・性的指向に
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聴覚障害の子どもたちを迎える社会に足りないものは? 長岡聾(ろう)学校で考える、共生の手がかり
多様性や共生、包摂といった概念が世の中に浸透してきた昨今、お互いの個性や特性を認め、尊重し合える社会にしていこうという言葉だけは巷にあふれています。しかし、たとえば車椅子で飲食店に入ろうとしたら断られ、差別に異を唱えた障害者がSNSで叩かれるなど、社会や人の心の中からバリアが消え失せたわけではありません。私たちの社会は、本当に「多様性」を受け入れられる社会なのでしょうか。 さまざまな特性の一