ものを知る
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長岡の風土を織り込んだ”縄文ボードゲーム”『UMATAKA』誕生!せっかくなので馬高縄文館でプレイした
2023年末、あるクラウドファンディングのプロジェクトが話題を呼んだ。 その名も「新潟の縄文時代をテーマにしたボードゲーム『UMATAKA』制作プロジェクト」。その名は「馬高・三十稲場遺跡」から取られたものだろう。これは現在の新潟県長岡市関原にある、馬高と三十稲場という、生活時期の少し異なるふたつの集落跡が近接した縄文遺跡で、長岡市の誇る火焔型土器・王冠型土器といった縄文土器から装身具や土偶
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火焔土器の3Dデータが誰でも利用可能に! 縄文文化財のオープンソース化がひらく創造の可能性とは?
2019/5/17 長岡で発見され、市内のいたるところでモニュメントとしても愛されている火焔土器。その火焔土器の3Dデータが、誰でも利用可能なもの(オープンソース)として昨年末より公開されていることをご存知だろうか? データを作成したのは、長岡市と同市政策企画課内に事務局を置く縄文文化発信サポーターズが主体となって推進する「縄文オープンソースプロジェクト」だ。 縄文文化の中で生み出さ
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一家に一個。お手軽ポップな火焔型土器の作り方
2016/7/22 長岡は火焔型土器のメッカだ。1936年、市内にある馬高遺跡で「火焔土器」が発見されたのを皮切りに、大小さまざまな火焔型土器(最初に発掘された火焔土器と同タイプの土器を指す用語)が出土。今では長岡市のシンボルとして、駅のコンコースや橋の親柱、果てはマンホールのフタにいたるまで、あちらこちらに火焔型土器のモニュメントが採用されている。この歴史的遺物がいかに長岡の人々にとっての心の