まちを知る
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長岡のロードサイドを彩る「松田ペット」の看板。中毒者続出の魅力と創業者に迫る
2019/10/29 「松田ペット」の看板。そう聞けば、新潟県長岡市を車で走る人なら、そのビジュアルがすぐに思い浮かぶのではないか。緑、赤、青のポップな色調、独特な画風で描かれた子犬や子猫の絵。それらの看板をよく注意してみると、一枚一枚、絵のタッチが違う。つまり、印刷ではなく、「手描き」なのだ! そして、掲示されている箇所はなんと数百か所にものぼるという。なぜ今どき手描きなのか、なぜあの絵が採用
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なぜここに? 謎の彫刻「まいまいひめ」から始まる、“彫刻の街”長岡を巡る旅
2019/8/26 JR長岡駅大手口から西へ、信濃川に向かってまっすぐ伸びる大手通を進むと、商店街が終わる表町交差点の一角に「まいまいひめ」がいます。 笛のような楽器を抱えた少女がカタツムリの上に腰掛けている、メルヘンチックでどこか謎めいた雰囲気が漂うこの白い像は、市民にはおなじみの存在。なぜ彼女はここに?その謎を解こうと長岡の街に点在する彫刻作品を訪ね、長岡市美術協会副会長を務める彫刻家
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国内生産の4割!田園にそびえる巨大ガスプラントの実力と「萌えどころ」完全解剖
2018.10.11 新潟県長岡市の越路地域は、里山に囲まれ田畑が広がり、ホタルや紅葉の美しさでも知られる自然豊かな地だ。だが、その一方で、ここを訪れた人は意外な景色にも⽬を奪われることになる。水田地帯の中に現れる重厚な建造物――。国内最大級の天然ガス生産処理施設、国際石油開発帝石「越路原プラント」である。とりわけ夜間、照明に照らされた様子は印象的で、その姿に人工美や機能美、SF映画やアニメに出