まちを知る
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無念の中止…それでも長岡花火が夜空に託す「慰霊・復興・平和」のプロジェクト
2020/7/29 新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともない、各地で人の密集を伴う公演やイベント、祭りなどの中止が相次ぐ2020年。その日のために研鑽を積んできた関係者や、年に一度の祭りに思いを寄せてきた地元の人々の心中は察して余りあるものがあります。 長岡市が誇る「長岡花火」、正式には長岡まつり大花火大会も、今年の状況を鑑みて中止が決定。市民や、楽しみに長岡を訪れる花火ファンにとって
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戦争と震災を知らない子供たちへ――平和学習が伝える感謝とあきらめない気持ち
2019/9/6 新潟県長岡市には、忘れてはいけない2つの悲しい歴史があります。1945年8月1日の「長岡空襲」では焼夷弾が投下されて焼け野原となり、無差別に多くの命が奪われました。そして2004年10月には最大震度7を記録した「中越大震災」で建物や道路が崩壊し、犠牲者も出ました。 しかし、自分のまちで起こった悲惨なできごとであっても、実際に経験していない人にとっては、どこか遠くの世界で起
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柱時計が刻み続ける“業火の記憶”。ある一家の、空襲の夜の物語
2018.8.1 ボーン、ボーン、ボーン……。1945年8月1日の夜。柱時計の午後11時を告げる音が、空襲から逃げようとしていた今泉長治(ちょうじ)さん(当時42歳)の耳を打ちました。家族の自慢だった舶来の時計をなんとか残したい一心で、長治さんは急ぎ時計を貯蔵用の防空壕に移して家から飛び出し、焼夷弾が降る中、近くの川の橋の下に逃げ込みました。 太平洋戦争の末期、新潟県長岡市で、1480余名
ひとを知る
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映画人として、語ることがある――大林宣彦監督に聞いた長岡花火、そして戦争のこと
2017.8.29 いまや日本有数の花火大会として全国から約100万人が集まる、新潟県長岡市の「長岡花火」を題材に、2012年に公開された映画「この空の花―長岡花火物語」。この作品を監督したのは、「時をかける少女」「青春デンデケデケデケ」など数々のヒット作を世に送り出してきた巨匠・大林宣彦さんです。 2009年に長岡花火を初めて観覧し、そこに秘められた歴史や市民の思いに対する深い共感からこ
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長岡市が発信する平和への想いとは――ホノルルを訪問した女子学生インタビュー
2016.12.28 2016年12月26~28日、安倍晋三首相がオバマ大統領とともに、アメリカ・ハワイ州のホノルル市にある真珠湾を訪問。現職首相が、旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊するというニュースが大きな話題となっています。 真珠湾という歴史的な地で、国家レベルの平和交流が実現しようとしている一方で、実は、長岡市とホノルル市、戦争で大きな被害を受けた二つの市が長く交流を深めてきた