まちを知る
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伝統より「愛情」を大事に——地域のお客と共に生きる四川料理「喜京屋」の125年
2020/5/7 新潟県長岡市に四川料理の名店あり。しびれる辛さとうまさで評判のマーボードーフを筆頭に、地元では「中華料理ならこの店」との信頼あつい「喜京屋」5代目店主の疋田昭一郎さんは、中華の鉄人こと陳建一氏に師事し、2018年には青年料理人中華料理の国際コンクールで金賞を受賞するなど活躍する気鋭の料理人です。現在も調理の技術を磨き、よりお客様に喜ばれるサービスを、と研究に勤しむ疋田さんに料理
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父が築き、息子が仕掛ける「加勢牧場」。酪農、スイーツ、福祉へとリレーは続く
2019/2/16 新潟県長岡市の北西部に位置する和島地域で、日本には100頭から200頭という希少な乳牛「ガンジー種」を飼育し、ガンジー牛乳で作ったアイスクリームやケーキを販売している「加勢牧場」。山あり谷あり、失敗も乗り越えて挑戦し続ける加勢さん親子が見つめる先には、誰もが幸せに暮らせる次世代のイメージがあります。経験をバトンタッチし、未来につないでいこうと奮闘する酪農家の取り組みを取材しま
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家族のチームワークで和菓子の未来を切り拓く!「越乃雪本舗大和屋」の挑戦
2019/2/5 羊羹、饅頭、餅菓子、練り切り、落雁……。茶道と共に発展し、四季折々の花鳥風月を映した雅な佇まいで日本の美意識を伝える和菓子たち。そんな古式ゆかしい世界にも時代の波が押し寄せ、趣向を凝らした“ネオ和菓子”が各地で生まれています。新潟県長岡市で安永7年(1778年)に創業した「越乃雪本舗 大和屋」も、そんなチャレンジを続ける老舗のひとつ。文具やおもちゃをモチーフにしたシリーズ「おさ
ひとを知る
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【長岡蔵人めぐり 第9回】手間ひまかけて、個性ある酒を醸す。新たな二人三脚で歩き始めた長谷川酒造
新潟屈指の酒どころ、長岡市内の酒蔵16軒を巡る本企画。今回訪れたのは、醸造の町・摂田屋にある長谷川酒造です。175年の伝統ある酒蔵を母と娘が協力し合い、力強く営んできた物語は、以前も「な!ナガオカ」で紹介しました。 -- [過去の取材記事はこちらから] 酒蔵の母と娘。175年の伝統を未来につないでゆく、ある親子の物語 -- 今回は、数年前から全面的に仕込みを任されるようになり、こ
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直江兼続も愛した「与板打刃物」の危機。存亡を賭けた弟子取りと、地域ぐるみで継承を支える人々を追う
2021/3/26 戦国時代より450余年の歴史をもつ越後与板打刃物。上杉謙信の家臣であった直江実綱(2009年の大河ドラマ『天地人』の題材となった直江兼続の義父)が刀剣をつくる職人を連れてきたことで、“刀の産地”として栄えたのがその始まりといわれている。江戸時代中期以降はその技術を生かした大工道具の生産も始まり、現在は「伝統的工芸品」に指定されるノミ、カンナ、チョウナ、マサカリなどを主につくっ
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3月9日(火)「な!ナガオカ」オンライン公開取材のお知らせ
2021/3/4 新しい試み!「オンライン公開取材」が始まります 昨年来のコロナ禍の中、読者のみなさまも大変な思いをしながら日常に適応していることと思います。 「な!ナガオカ」編集部も、リニューアルをしたはいいけれどなかなか取材に出ることもできず......ということで、厳しい時間を過ごしていました。そんな中、オンラインミーティングが一般的になってきたご時世ならではの