まちを知る
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伝統より「愛情」を大事に——地域のお客と共に生きる四川料理「喜京屋」の125年
新潟県長岡市に四川料理の名店あり。しびれる辛さとうまさで評判のマーボードーフを筆頭に、地元では「中華料理ならこの店」との信頼あつい「喜京屋」5代目店主の疋田昭一郎さんは、中華の鉄人こと陳建一氏に師事し、2018年には青年料理人中華料理の国際コンクールで金賞を受賞するなど活躍する気鋭の料理人です。現在も調理の技術を磨き、よりお客様に喜ばれるサービスを、と研究に勤しむ疋田さんに料理への思いをお聞きしま
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父が築き、息子が仕掛ける「加勢牧場」。酪農、スイーツ、福祉へとリレーは続く
新潟県長岡市の北西部に位置する和島地域で、日本には100頭から200頭という希少な乳牛「ガンジー種」を飼育し、ガンジー牛乳で作ったアイスクリームやケーキを販売している「加勢牧場」。山あり谷あり、失敗も乗り越えて挑戦し続ける加勢さん親子が見つめる先には、誰もが幸せに暮らせる次世代のイメージがあります。経験をバトンタッチし、未来につないでいこうと奮闘する酪農家の取り組みを取材しました。 &nbs
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家族のチームワークで和菓子の未来を切り拓く!「越乃雪本舗大和屋」の挑戦
羊羹、饅頭、餅菓子、練り切り、落雁……。茶道と共に発展し、四季折々の花鳥風月を映した雅な佇まいで日本の美意識を伝える和菓子たち。そんな古式ゆかしい世界にも時代の波が押し寄せ、趣向を凝らした“ネオ和菓子”が各地で生まれています。新潟県長岡市で安永7年(1778年)に創業した「越乃雪本舗 大和屋」も、そんなチャレンジを続ける老舗のひとつ。文具やおもちゃをモチーフにしたシリーズ「おさとうのまほう」を展開
ひとを知る
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3月9日(火)「な!ナガオカ」オンライン公開取材のお知らせ
新しい試み!「オンライン公開取材」が始まります 昨年来のコロナ禍の中、読者のみなさまも大変な思いをしながら日常に適応していることと思います。 「な!ナガオカ」編集部も、リニューアルをしたはいいけれどなかなか取材に出ることもできず......ということで、厳しい時間を過ごしていました。そんな中、オンラインミーティングが一般的になってきたご時世ならではの企画にもチャレンジしてい
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40歳を故郷で共に祝おう!「大成人式」を通して見つめる、地方都市の現在と未来
30歳や40歳など、積極的に人生の節目を祝おうという動きが全国各地で高まっている。新潟県長岡市でも、2017年6月18日、40歳を迎えた約700人が「シティホールプラザ アオーレ長岡」に集った。同市出身の人はもちろん、そうでない人もウェルカムの「大成人式」だ。 単なる同窓会にとどまらない集いを企画した背景には、切実で真摯な思いがあるという。大森政尚さん、西澤敬介さん、清水専央さん。昨年の第1
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伝統の建具技術をデザインとアイディアで蘇らせる三代目! 野村木工所「IKSKI」の挑戦
そこそこ馴染みのある言葉ではあるものの、具体的に何を指すのかはいまいちわからない「建具(たてぐ)」。これは建物の外部や内部を仕切って開閉できるものの総称で、具体的には玄関ドア、障子、ふすま、窓などを指します。 新潟県長岡市の「野村木工所」は、90年続く木製建具メーカー。主にリビングドア、障子、ふすま、框戸などの建具を製造してきました。ところが、近年は新築では大手メーカーの規格品の建具が増えた