新潟の郷土菓子
笹だんご作りにチャレンジ!

江口だんご本店にきたならば、ぜひ体験していただきたいのが「笹だんご作り」。風味豊かなあんこ入りよもぎだんごを抗菌作用のある笹で包んだこの和菓子を、実際に作ることができるんです。

「笹だんごは小学生でも作れるくらい簡単ですよ。楽しみながら作ってみましょう」と江口社長。いざチャレンジ!

普段は別の和菓子職人さんが体験教室の担当ですが、今回は江口社長直々に指南していただくことに。

普段は別の和菓子職人さんが体験教室の担当ですが、今回は江口社長直々に指南していただくことに。

笹だんごの作り方

準備されているもの(2個分)
・よもぎだんご
・あんこ
・笹の葉
・サラダ油

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作り方

1.手に油を付け、よもぎだんご、あんこをそれぞれ2等分して丸める。

1.手に油を付け、よもぎだんご、あんこをそれぞれ2等分して丸める。

2.よもぎだんごを平らな形にする。

2.よもぎだんごを平らな形にする。

3.あんこをよもぎだんごの上にのせて包む。

3.あんこをよもぎだんごの上にのせて包む。

4.俵型に丸める。

4.俵型に丸める。

5.笹の葉(3枚)の上に4の餅をのせる。

5.笹の葉(3枚)の上に4の餅をのせる。

6.さらに上から笹の葉をかぶせて包む。

6.さらに上から笹の葉をかぶせて包む。

7.上部の笹をひねりスゲを2回巻き、下部もひねって2回巻く。

7.上部の笹をひねりスゲを2回巻き、下部もひねって2回巻く。

8.中心でスゲを2回巻き、輪をつくってほどけないように結ぶ。

8.中心でスゲを2回巻き、輪をつくってほどけないように結ぶ。

スゲを結ぶ手順は慣れるまで少し難しい……。

スゲを結ぶ手順は慣れるまで少し難しい……。

よもぎだんごであんこを包むのは意外と簡単です。しかし、笹をスゲで巻くのに苦戦……。江口社長に手取り足取り教えてもらいながら何とか形にできました。あとは笹だんごを30分ほど蒸し上げます。店内を見学しながら、しばし待ちましょう。

江口団子蒸したて

 

30分後……完成です!ホカホカの湯気を立てる蒸篭からは、笹のいい香りが漂ってきます。

左が江口社長作。右上がな!ナガオカスタッフ作。比べてみると、仕上がりの差に違いが……。

左が江口社長作。右上がな!ナガオカスタッフ作。比べてみると、仕上がりの差に違いが……。

大人数で笹だんご体験づくりをすると、いくつかはあんこが噴出することがあるそうですが、今回はうまくいきました!形はともあれ、味は保証付きです。

やった~。手作り笹だんごができちゃいました!

やった~。手作り笹だんごができちゃいました!

蒸したての笹だんごは、笹にくっついて食べにくいので冷ましてから食べた方がよいとのこと。自宅に持ち帰って食べることにしました。

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江口だんごの笹だんごは、もち粉をメインに使用。歯にまとわりつかないようにするために、小麦粉もごく少量配合しているそう。よもぎの新芽を使用しているので、風味豊かです。北海道産小豆の粒あんは甘さ控えめ。やわらかなだんごの食感とあいまって、滋味深い美味しさ。昔から変わらない懐かしい味に、ファンが多いというのも納得です。うまい!

人気ナンバー1!串だんご作り(体験時間約20分、864円 ※要予約)

人気ナンバー1!串だんご作り(体験時間約20分、864円 ※要予約)

栗や餅のトッピングもできる、どら焼き作り(体験時間約30分、1026円 ※要予約)

栗や餅のトッピングもできる、どら焼き作り(体験時間約30分、1026円 ※要予約)

笹だんご作り体験のほか、人気の串だんごや、どら焼き作りも体験できます。自分で作ったお菓子は格別の味わい。子供でも参加できるので、ぜひ気軽にトライしてみていただきたいです。

「笹だんご作り体験をすることで、コメどころ新潟の文化にほんの少しでも触れられるはず。まずは自分で作ったものを食べて、『美味しい、楽しい』を味わってみてほしいですね。大人が感動したすばらしい体験は、きっと子どもたちに伝えたくなるはず」と江口社長。

体験はもちろん、和菓子の美味しさや、趣ある建物の素晴らしさも感動モノの江口だんご。ぜひ訪れて、日本文化の素晴らしさにどっぷりと浸かってみてはいかがでしょうか?

江口本店 016

江口だんご本店
[住所]新潟県長岡市宮本東方町52-1
[電話]0258-47-4105
[営業時間]9:00-18:30
[定休日]元旦のみ
笹だんごづくり体験(笹だんご2個&ドリンク付き)
【実施日】土曜・日曜・祝祭日 時間… 1回目10:00~、2回目15:45~
【料金】1026円 ※前日までの完全予約制
【体験時間】約60分

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