まちを知る
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「長岡生姜醤油ラーメン」の源流、青島食堂へ。名店がつむいだ「淡々とやるだけ」の60年
2021/4/30 新潟県は隠れたラーメン王国であることをご存じだろうか? 1世帯あたりの中華そば消費金額ランキング(2018~2020年)では新潟市が全国第2位に君臨しており、県内のあちこちに新旧店がひしめき合って今やラーメン激戦区と化している。 個性あふれるラーメンがそろう中、注目したいのが「新潟5大ラーメン」と呼ばれるご当地ラーメン。あっさり醤油(新潟市)、濃厚みそ(新潟市)、生姜醤
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聖地化必至!? 新潟アルビレックスBBの選手に聞く本拠地・長岡「お気に入りの店」9選
2020/5/22 本格的な開幕から4年、盛り上がりを見せているプロバスケットボール・Bリーグ。長岡市を本拠地としている新潟アルビレックスBBにも、ホーム会場のアオーレ長岡で試合があるときには、オレンジのチームカラーをまとったブースター(Bリーグにおけるファンの呼称)が詰めかけ、熱い応援が繰り広げられています。 日本初のプロバスケットチームとして今年設立20周年を迎えたアルビBBは、201
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伝統より「愛情」を大事に——地域のお客と共に生きる四川料理「喜京屋」の125年
2020/5/7 新潟県長岡市に四川料理の名店あり。しびれる辛さとうまさで評判のマーボードーフを筆頭に、地元では「中華料理ならこの店」との信頼あつい「喜京屋」5代目店主の疋田昭一郎さんは、中華の鉄人こと陳建一氏に師事し、2018年には青年料理人中華料理の国際コンクールで金賞を受賞するなど活躍する気鋭の料理人です。現在も調理の技術を磨き、よりお客様に喜ばれるサービスを、と研究に勤しむ疋田さんに料理
ひとを知る
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料理家・坂田阿希子さんが長岡で語る「思い出の味」と「本当のおいしさ」のこと
2019/8/20 料理家として数多くのレシピ本を世に送り出し、テレビや雑誌でも活躍中の人気料理家、坂田阿希子さん。坂田さんの本はデザインや写真の美しさもさることながら、本格的な味を家庭でも再現できるようにと心配りされた、丁寧でわかりやすい解説が魅力です。その料理のビジュアル、味を追求する姿勢には一徹な職人魂を感じる一方、テレビなどで語る姿はにこやかで気さくな雰囲気。そんな坂田さんは、実は新潟県
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パンひとすじ35年、孤高のマイスターが作りあげた名店「ブレッドアース」の物語
2018.11.21 総務省が実施している家計調査によると、米とパンにかける支出金額は2010年に逆転し、以来ずっとパンがリードしている。日本人の食文化もパンのトレンドも劇的に変化する中、ここ10年ほどで米粉を使ったパンも定着してきた。米どころとして名高い新潟県長岡市にも、米粉を取り入れたパンが評判のベーカリーがある。⽶⾷が基本の新潟で愛されている“おいしいパン屋”「BREAD AESiR(ブレ
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新潟から赤ヘルを見つめて25年、広島出身のお好み焼き店主が語る「カープ愛」
2017.3.29 広島東洋カープが優勝を飾ったのも記憶に新しい、2016年のプロ野球セ・リーグペナントレース。広島のリーグ優勝は1991年以来、実に25年ぶりのこと。しかも、2位・巨人とは17.5ものゲーム差をつけての、圧倒的な優勝だった。優勝が決定的となった9月には、カープファンの盛り上がりは最高潮に達していた。 「若い選手を育て、強いチームに果敢に挑む」というチームの方針は、カープの