まちを知る
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離れていても、心はそばに。コロナ禍で孤立する学生を支えた人々と「冬の長岡花火」の恩返しの話
2021/2/18 長岡で活動したい若者を応援するため設立された「ながおか・若者・しごと機構」にとって、昨年から続くコロナ禍は、これまでにない挑戦の日々でした。あらゆる人々が困難と戦う中でも、機構は「未来のために学びを続ける学生が少しでも健全で快適な生活を送れるように」と学生支援にフォーカスを絞り、「長岡市学生応援プロジェクト」と名づけて、さまざまなかたちで支援をしてきたのです。 はじめは県外
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道の駅の進化形!花火や食を楽しみ、地域のつながりを作る「ながおか花火館」誕生
2020/10/28 2020年9月18日、新潟県長岡市に市内4つ目となる道の駅「ながおか花火館」が誕生しました。場所は長岡ICから車で3分、国道8号線沿いというアクセス抜群の立地。周囲にはショッピングセンターや飲食店などの商業施設が立ち並びながらも、背面には一面に田んぼが広がるのどかな風景の中に現れた、ドーム型の屋根が特徴的なピカピカの建物です。 今回は、新しくオープンしたばかりの道の駅
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無念の中止…それでも長岡花火が夜空に託す「慰霊・復興・平和」のプロジェクト
2020/7/29 新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともない、各地で人の密集を伴う公演やイベント、祭りなどの中止が相次ぐ2020年。その日のために研鑽を積んできた関係者や、年に一度の祭りに思いを寄せてきた地元の人々の心中は察して余りあるものがあります。 長岡市が誇る「長岡花火」、正式には長岡まつり大花火大会も、今年の状況を鑑みて中止が決定。市民や、楽しみに長岡を訪れる花火ファンにとって
ひとを知る
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映画人として、語ることがある――大林宣彦監督に聞いた長岡花火、そして戦争のこと
2017.8.29 いまや日本有数の花火大会として全国から約100万人が集まる、新潟県長岡市の「長岡花火」を題材に、2012年に公開された映画「この空の花―長岡花火物語」。この作品を監督したのは、「時をかける少女」「青春デンデケデケデケ」など数々のヒット作を世に送り出してきた巨匠・大林宣彦さんです。 2009年に長岡花火を初めて観覧し、そこに秘められた歴史や市民の思いに対する深い共感からこ
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130年以上続く「長岡花火」の継承者が見据える、伝統の先の未来
2017.7.26 今年もまた花火の季節がやってきます。新潟県外にもその名が轟き、長岡市民も心待ちにしている「長岡まつり大花火大会」。信濃川の上空に圧倒的なスケールで咲き誇る花火に「うわー、きれい!」と感動する人もいれば、空を仰ぎ見て思わず涙する人もいる。戦没者への慰霊と震災からの復興への想いが込められた、世界平和を希求する花火。それが「長岡花火」なのです。 大花火大会は毎年8月2日・3日
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長岡市が発信する平和への想いとは――ホノルルを訪問した女子学生インタビュー
2016.12.28 2016年12月26~28日、安倍晋三首相がオバマ大統領とともに、アメリカ・ハワイ州のホノルル市にある真珠湾を訪問。現職首相が、旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊するというニュースが大きな話題となっています。 真珠湾という歴史的な地で、国家レベルの平和交流が実現しようとしている一方で、実は、長岡市とホノルル市、戦争で大きな被害を受けた二つの市が長く交流を深めてきた