リサイクルは「循環経済」の最前線! ゴミから新たな価値を生み出すプロ集団「丸共」の仕事とは

全国各地で記録的な暑さが続いた2023年の夏。新潟県長岡市でも、35度超えの猛暑と少雨が農作物の生育に多大な影響を及ぼし、地球温暖化という言葉が改めて身に染みた人も多かったことでしょう。こうした環境問題に対し、「ものを大切に使って無駄を削減」「捨てずに再利用」といった意識も広く浸透しつつある昨今。アパレルメーカーが自社衣料を回収して加工したリメイク商品を販売、また家電量販店が家電製品を回収し、自社工場で修理したアウトレット商品を販売するなど、それぞれが知恵をしぼり、資源を活用して新しい付加価値を生み出す「サーキュラーエコノミー(循環経済)」に期待が寄せられています。

長岡市高見町にある「株式会社丸共」は、不用品・廃棄物の回収と中間処理・リサイクルを主業とする会社。焼却・埋め立て処分となるゴミの量を極力減らすため、回収した不用品を徹底的に分別・分解して再利用可能な素材を資源化し、枝葉や廃材を燃焼して発生するエネルギーでハーブを水耕栽培するなど、限りある資源を有効活用することで循環経済に寄与しています。リサイクルの現場では、さまざまな機械や重機、特殊車両の機能もさることながら、「人の目で見て、手で行う」作業も多々あります。「人と技術が強み」という、リサイクルのプロフェッショナルが活躍する同社を訪ねました。

 

瓢箪から駒、ならぬ「ゴミからバジル」?
縁が重なり廃棄物発電と農業に乗り出す

1961年4月、上下水道処理施設の運転管理等を担う緑水工業株式会社より独立し、長岡市中沢で創業した「丸共清掃社」。1988年に商号を変更して「株式会社丸共」となり、2010年に現在の場所に移転しました。ここから15キロほど離れた中山間地域の栃尾に子会社の株式会社クリーンリードがあり、発電とバジル栽培はそちらで行われ、隣接する緑水工業の特例子会社「夢ガーデン」と共に循環型農業の拠点となっています。

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JR長岡駅から北へ7キロ、長岡市高見町にある株式会社丸共。エメラルドグリーンを基調とするサインとトラックが爽やか。行政が回収していない粗大ゴミをこちらで引き取ってもらうこともできます。

まず、入って左手の社屋を訪ね、代表取締役社長の金内宏彰さんにお話を伺います。

「ちょうど先ほど、栃尾のバジル工場に行って帰ってきたところです」という金内さん。さっそく「なぜバジルを育てているのですか?」と尋ねてみました。

「長岡市の一般家庭から回収される枝葉は堆肥にするのが唯一の利活用だったのですが、ほかに活かす方法がないものか、新しいなにかを生むことはできないかという話になったんです。それ以前から大量に出る木質廃材(建築・解体現場などで発生する木材系廃棄物)もうまく活用できていないと感じていて、それらを燃やすエネルギーを使った発電に関する調査研究はしていました。設備が何十億円とか、そんな巨大なプラントを造らないと難しそうということで一度その話は立ち消えとなったのですが、その後、小さなユニットでもやれるという確証を得て、『エネルギーをつくっていこう』と考えました」

代表取締役社長の金内宏彰さん。丸共に入社して16年、社長に就任して1年が経ちました。ゴミ拾い活動「Picking Up Mind」に参加したり、子ども食堂に食材を寄付したり、地域活動にも熱心です。

折よく、総務省による地域活性化のための事業スタートアップ支援制度「ローカル10,000プロジェクト(地域経済循環創造事業交付金)」の募集があり、長岡市がその第1号となる事業を探していたそうです。

「『発電をやりたいです』と市に相談を持ちかけたところ、『中山間地域での実施を検討していただけませんか?』と。栃尾は長岡市街地から発電燃料を運搬するのに利便性が高いこと、主要産業だった繊維産業に代わる新たな産業を模索していること、そういったいろいろな条件やタイミングが重なり、栃尾地域で発電をすることになりました。2014年に交付が決定し、2016年2月に工場が完成したので、この事業はもう7年くらいになりますね」

枝葉を燃焼して発電。その熱源と電力により真冬も安定した環境でバジル栽培が可能に。栃尾の洋食屋さんespoir、Pizza & Caffe Albero、イタリア食堂amicoで味わえます。写真提供:株式会社丸共

「最初はレタスを作っていたのですが、大量生産している産地との競争に勝てないなと。栽培面積がそんなに大きくないということもあるし、競合しないハーブ類がいいかなと思い、ミント、パセリ、パクチーなど、いろいろ検討して最終的にバジルを選びました」

バジルは地元・栃尾の飲食店で調理に使われていますが、大半は関東地方のスーパーマーケットに出荷され、クリスマスシーズンが最盛期だそう。1年365日毎日出荷できることが強みであり、雪国でも真冬に野菜が収穫できるという画期的なプロジェクトですが、決して順風満帆ではなく、課題にも直面しているとのこと。

「『バイナリー発電』(水よりも沸点の低い媒体を加熱・蒸発させ、その蒸気でタービンを回す発電方法)という新しいシステムを採用したので、トラブルが発生してもデータの蓄積がないため改善がうまくいかず、試行錯誤しながらやっています。この発電施設にこだわらず、もみ殻など、ほかの未利用バイオマスの利活用も検討し、さらに付加価値の高いものにつくり変えていこうかと考えているところです」

未知なる領域に果敢に挑戦する丸共。早くも、従来の「リサイクル事業者」のイメージにとどまらない事業展開にワクワクと心が躍ります。次はいよいよ、そのチャレンジを支える主要な業務について、現場を見学しながら伺います。

 

先端機器と人の技術・チームワークで
価値ある資源を生むリサイクルセンター

丸共の仕事は車を使った収集・運搬、そして本社構内での中間処理(リサイクル・処分)の2つに大別されます。収集担当スタッフは朝6時、処理担当は8時(パートタイマーは9時)出勤。6時30分に出発したグリーンの「パッカー車」が長岡市内を駆け巡り、企業や店舗、学校や病院などの不用品・廃棄物を回収します。それが構内の所定の場所に運び込まれたら、処理担当スタッフの出番です。

長岡市民にはおなじみ、丸共といえばグリーンのパッカー車。最大約6トンのゴミを圧縮しながら積み込むことが可能で、「長岡まつり大花火大会」をはじめイベント時のゴミ収集でも大活躍。

金属、プラスチック、紙、木材、ゴム、繊維……。中間処理を担うスタッフは不用品・廃棄物を分別し、それらが次のステージで再び活躍できるよう手を加え、整えていきます。

「空き缶やPETボトルなどをショッピングモール、コンビニ、自販機等から回収していますが、すべて混ざった状態になっているので、まずは『空容器自動選別機』に投入し、マグネットの磁力で鉄缶を選別します。そして『渦(うず)電流セパレーター』でアルミ缶を選別し、最後にPETボトルが残り、3種類に選別されます。小型家電は『破砕選別処理機』に入れて粉砕し、やはり磁力で鉄、その後『渦電流セパレーター』でアルミニウム等の非鉄金属、それ以外のプラスチックに自動選別します」(金内さん)

「セパレーターはすごく優秀。高速で分別でき、出てきたものがそのまま売りものになるんです」

「プラごみ」と一括りにされるプラスチックにも種類が多々あり、細分化することで資源となります。

「例えば飲料用PETボトルには、キャップ・包装フィルム・ボトル本体と3種類のプラスチックが使用されています。ぱっと見た目ではその種類について判断がつかないものも熟練工は触っただけで判別しますが、『ぷらしる』というハンディタイプのプラスチック判別装置も使って素材を確定します」

利活用できる素材を徹底的に取り出し、使えるものは極限までとことん使い尽くす。そのためには、機械による選別・破砕などの機能はもちろん、スタッフ一人ひとりが持つ技術が欠かせません。

ウィーン、キュイーン、カンカン、ブーン……。機械が奏でる賑やかな音が響き渡る中、不用品・廃棄物として運び込まれたものが可能性を秘めた資源へと生まれ変わっていく。ここは、ゴミとされたものから新たな価値を生み出すマジカルな工場なのです。

魚市場などで使われる発泡スチロールの箱を機械に通して細かく砕く。

発泡スチロールを砕いて熱をかけて溶かし、圧縮して板状にしたポリスチレン。ボールペンのボディ、園芸用プランターなど、さまざまな用途で再利用されます。

商品の梱包などに使用されるストレッチフィルムをスタッフの手で圧縮機に押し込み、上からギュッとプレス。この素材はプラスチックの中でいちばん価値が高いのだとか。

PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PET、ABS樹脂、HIPS(耐衝撃性ポリスチレン)など、種類ごとに圧縮され、次は何になるのか、再び活躍する機会を待つ素材たち。

工場内ではショベルローダーも活躍。さまざまな車両の運転免許や危険物取扱者など、スタッフには有資格者が多く、会社としても資格取得をサポートしています。

午後3時。「キンコンカンコン」と終業のチャイムが鳴り、パートタイマーのみなさんは仕事を終えて帰り支度を始めます。おつかれさまでしたー。

別の建物では、手作業で機械の解体に励むスタッフの姿が。

「コピー機、プリンター、カラオケ機器など、入ってくるものが毎日違うので、工具もそれに合わせて選びます。簡単そうに見えて、けっこう難しい作業です」と金内さん。
「機密データが入っているパソコン等の処理もここで。ハードディスクにドリルで物理的に傷をつけ、『データキラー』という磁気破壊装置で完全にデータを消去した後、パーツごとに分けます」

OA機器やゲーム機などを分解し、ボディ、基板、それ以外に選別するという手間ひまのかかる作業。障がいのあるスタッフも、高い集中力などの能力や特性を生かして黙々と仕事に励んでいます。

機械の磁力で分別されたり、人の手で分解されたり。金属も基板も同じものが一箇所に集められると、もはやゴミではなく資源。美しさすら漂っています。

「原料としてのリサイクルが難しい古紙やプラスチックはRPFという固形燃料にして、製紙会社などで利用してもらっていますが、もうそれ以上どうにもならないものは捨てることになります。最終的なゴミをいかに少なくするか。それが私たちのミッションなんです」(金内さん)

 

中間処理と収集運搬、それぞれの担当に聞く
リサイクルに携わる楽しさと仕事への矜持

構内には収集運搬を担うパッカー車のほかにも、さまざまな機能を備えた車が行き交い、ダイナミックに役割を果たす姿は、歌や絵本でおなじみの「はたらくくるま」のデモンストレーションのよう。

ガチャガチャガチャン!と大きな音を轟かせながら、アームの先端にある強力なマグネットで金属を吸着して運搬する重機車両。「はたらくくるま」ファンなら胸が熱くなること必至。

金属を中心に、中間処理を担うスタッフの山之内賢史さんにお話を伺いました。

「入社して7年ほどですかね。最初は収集運搬を担当していましたが、いまは金属系粗大廃棄物の担当で、インパクトドライバーやグラインダーなど、いろいろな道具を使って解体し、リサイクルできるようにしていく仕事です。鉄に木やプラスチックがくっついているものは道具で外して1つの素材にしないといけなくて。これは単価がいくらなのか、それを何秒でバラせるか、ということも計算しながらやってます。スコップにもアルミ製と鉄製があって、これは鉄の中でもグレードが高いものだから高く売れるなとか、いろいろ考えながら。触ったり叩いたりすると価値がわかるんですよ。新しく加わった人には、鉄にもアルミにも種類がいろいろあるということを、実際にものを見ながら教えています」(山之内さん)

中間処理担当の山之内賢史さん。前職もスクラップを扱う仕事に従事していたという、金属リサイクルのエキスパート。「水回りは真鍮で、電線は銅で……」と、金属の話を生き生きと語ってくれました。

金内さんいわく「ものの価値がわかっていないとできない仕事ですね。入ってくるものが一定ではなく、その場で判別していくということで、素材の違いがわかることが強み。スタッフの熟練度が重要になります。山之内さんは元々いろいろな免許を持っていたけど、うちの社員は“フル免許”というか、重機もトラックもフォークリフトも乗れるという、必要な免許をぜんぶ持っている人が多いです」とのこと。

山之内さんは「僕なんてまだまだですよ。上には上がいるから」と笑いますが、丸共には長年勤務している人も多いそうで、きっとみなさん居心地のよさと仕事へのやりがいを感じているのでしょう。山之内さんはいつも「1日が終わるのが早いな」と感じ、「もうこんな時間か、もっと時間がほしい!」と思うそうです。

今日の仕事を終えた車たち。パッカー車は収集運搬スタッフが毎日洗車し、きれいな状態をキープ。

日が傾き始め、収集運搬スタッフも帰ってきたので話を聞いてみましょう。対応してくれたのは、2022年の夏に入社して1年余りが経過したという小島佑介さんです。

「毎朝5時45分くらいに出社していて、その日に回収するコースを確認し、6時30分に車で出発します。今日は長岡駅前から宮内、中沢、悠久山方面を回り、七日町に行って帰ってきました。午前中は基本的に1人でスーパーなどの定期回収をして、午後からは『スポット回収』という単発の回収作業に2人1組で行くこともあります。ゴミは一般的には汚いものというイメージかもしれませんが、きちんと分別してきれいにして出してくれるお客さんも多いですし、この仕事を誇りに思っています。僕らは運ぶだけですが、処理の仕事はとても大変だと思うし、山之内さんや工場で働く人たちがきちんと仕分けしてくれて、本当にすごいなといつも思います」(小島さん)

不燃物収集運搬担当の小島佑介さん。「僕らがゴミとして回収してきたものがここで再利用される資源に生まれ変わって、それがお金になるんですよ。すごい仕事ですよね」

「以前は材木を運ぶ仕事をしていました。運転が好きということもあるし、6時30分に始まって15時30分には終わるという、そういう勤務時間にも慣れているので、この仕事に向いていると思います。家が近所で通勤も楽だし、職場の雰囲気もいいですよ」と小島さんは笑顔に。

収集運搬スタッフは毎日100箇所以上の回収を行うとのこと。その仕事ぶりとプレスパッカー車の仕組みについて知りたい人は、こちらの動画をぜひチェックしてください。子どもも理解できるように、4分45秒とコンパクトにわかりやすく編集されています。

ゴミ集車の1日に密着!~株式会社 丸共(新潟県長岡市)~

丸共では、長岡市立の小中学校と高等総合支援学校の工場見学も受け入れています。子どもたちは重機の活躍ぶりに目を丸くしたり、ゴミについてあれこれ質問したり、興味津々なのだとか。「ゴミはどこから来て、どこへ行くのか」――ここで見て感じ、考え、想像することは、自分の生活について振り返り、見直す機会になるかもしれません。

工場見学の様子。学校のほか、企業や個人も受け入れてくれるので、興味のある人は問い合わせを。写真提供:株式会社丸共

また、丸共では学校への出前授業も行っています。高等総合支援学校の卒業生や児童養護施設「双葉寮」を出て丸共に就職した人もいるそうで、地域の環境教育と福祉にも貢献しているのです。

 

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お客さんや見学で訪れる子どもたちのために作った、丸共オリジナルのトイレットペーパーと消しゴム。このノベルティはイベントやキャンペーンでも配布しています。

 

変化する社会にどう貢献するか?
強みを活かすビジネスの横展開

気候変動だけでなく、少子高齢化など、社会構造の変化も顕著になってきている時代。「新潟県では年に約2万人という人口減少に伴い、不用品・廃棄物の量も年々減少しています」と金内さんは言います。

「かつての“ゴミ屋さんビジネス”はたくさんの量を運ぶことで成り立っていたけれど、もはやそういう時代ではなく、今後は資源として活用される量も、焼却・埋め立てされる量も減っていく。こういった状況下では、別の価値を生み出していかなければ事業として成り立たない——そんな話をいつも社員にしているんです」

高齢化に加え、過疎化が進む地域では空き家問題も深刻で、長岡を離れた市内出身者から、住む人がいなくなった実家の片付け依頼も増えているそうです。

「関東在住の方から『実家が空き家になり、将来的に帰る予定がないので早く片付けたい』というご連絡をいただいたことがあります。不動産の提携業者さんと一緒に片付けや廃棄などに対応し、喜んでいただきました。ちょうどコロナ禍で事業所の廃棄物の量が減り、うちの仕事も減って『どうしようか』というタイミングで、『これを一つのパッケージにしてみたらどうか』という声が社内で上がり、新しい事業が立ち上がりました」

2021年の春にスタートした「一軒ラク着」は、そういった個人のニーズに応えるサービス。空き家の片付け、引越しに伴う家具・家電製品の回収など、家庭から出る不用品の処分に対応し、リユースできるものは買い取って、その金額を処分料から引いてくれます。

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長岡市内の個人住宅限定、おかたづけコンサルティング一括サービス「一軒ラク着」
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「これからは環境関連のビジネスにリンクするような事業展開を」と金内さん。

「人口減少はもちろん、家電や衣料を扱う企業が自社でリサイクルやリユースに乗り出す時代ですから、私たちの仕事は少しずつ減っていきます。事業自体をブラッシュアップして新たな雇用を生み出しつつ、資源が枯渇する中で地球環境に寄与するようなことをやっていきたいですね。気候変動は石油などの化石燃料の燃焼によって加速してきましたが、プラスチックの再資源化が進めば新たなプラスチックを作るための採油は不要となるわけで、私の中でリサイクルは、21世紀の油田というイメージなんです。かつて長岡市には東山油田があり、繁栄した時代もありました。昔のように石油が湧き出ることはありませんが、地域全体でリサイクルに取り組むことが新たな油田となり、周辺産業がまた活気づいたらと願っています」

長岡では、かねてから循環型社会のモデル都市を目指して生ごみから電気をつくるバイオマス発電の実用化を行い、バイオ技術を使った新たな循環・持続可能型経済(バイオエコノミー)の研究にも力を入れています。しかしながら、行政の取り組みだけではやはり絵に描いた餅。それを地域社会に根付かせていくためには、丸共のような民間のアイデアと行動力が必須なのです。

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こういった循環型社会を支える取り組みについて親しんでもらおうと、丸共が音頭を取って市内の関連企業に呼びかけ、11月23日(木・祝)に長岡駅直結の複合施設・アオーレ長岡で初めてのイベント「サスティナブルフェス」を開催します。ワークショップやマルシェのほか、空き家の片付け、遺品整理、粗大ゴミの処分などの相談に応じるブースも出るとのこと。

下記のインフォメーションを参照し、ぜひ出かけてみてください。地球環境や地域社会の課題について学び、これからの私たちの暮らしについて考える契機にしてみませんか?

「ゴミ屋さんのイメージを変えよう!」、そんな社長の掛け声でスタッフが試着を重ね、選んだユニフォームはシックな黒のポロシャツ。みなさんそれぞれ仕事にやりがいを感じ、プライドを持って臨んでいることが伝わる取材でした。社員が交代で書いているという、丸共の「ブログ」もぜひチェックを!

 

Text: 松丸亜希子 / Photo: 池戸煕邦

 

●インフォメーション

株式会社丸共

[住所]新潟県長岡市高見町3039番地5
[電話]0258-24-0700
[URL]https://marukyou.com
[ブログ]https://marukyou.com/blog/
[Instagram]https://www.instagram.com/marukyoucom/
[イベント]「サスティナブルフェス」2023年11月23日(木・祝)10:00〜15:00、アオーレ長岡 市民交流ホールB・C。
風車作り&デモ機展示・ワイヤークラフト・廃材を使用したマイ箸作り(いずれも参加費500円)、めだかすくい、お菓子がもらえるスタンプラリー、空家相談など、SDGsについて楽しく学べるイベントです。入場無料。問い合わせは株式会社丸共内のサスティナブルフェス実行委員会へ。Instagramでも情報を発信しています。https://www.instagram.com/nagaoka_sdgs/

 

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