まちを知る
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新潟県立近代美術館がリニューアル!学芸員に聞く「芸術とのふれあいかた」とは?
新潟県長岡市の中心部、緑豊かな千秋が原ふるさとの森に佇む「新潟県立近代美術館(以下、近代美術館)」。前身となる新潟県美術博物館が芸術にふれあう機会を充実させるため、複合施設から単独館となって新潟市から長岡市へ移転し、1993年に近代美術館として生まれ変わりました。所蔵作品は国内有数の約6000点あり、県出身作家を主とした「新潟の美術」、明治以降の美術の流れを展望する「日本の美術」、19世紀以降を主
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なぜここに? 謎の彫刻「まいまいひめ」から始まる、“彫刻の街”長岡を巡る旅
JR長岡駅大手口から西へ、信濃川に向かってまっすぐ伸びる大手通を進むと、商店街が終わる表町交差点の一角に「まいまいひめ」がいます。 笛のような楽器を抱えた少女がカタツムリの上に腰掛けている、メルヘンチックでどこか謎めいた雰囲気が漂うこの白い像は、市民にはおなじみの存在。なぜ彼女はここに?その謎を解こうと長岡の街に点在する彫刻作品を訪ね、長岡市美術協会副会長を務める彫刻家の松本保忠さんにお話を
ひとを知る
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長岡の異端児!ステンシル作家、デザイナー、ブランドオーナーの肩書きを持つKRAKって何者!?
「地方で夢は叶えられない、やりたいことができない」。一昔前であれば、こんな考えで地元を出る若者は多かったのかもしれない。しかし、スマホやインターネットの普及、SNSや携帯アプリなど、情報を発信する選択肢が増えた現代では、地方にいながらにして、自らがやりたいことで生きていく人が増えている。 新潟県長岡市にも、地方から作品を発信し続けるクリエイターが存在する。その名は「KRAK(クラック)」。彼
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アラスカの氷河と人々を活写する写真家、山田博行さんを駆り立てる衝動の正体
単身でアラスカに遠征し、氷上でソロキャンプをしながら氷河を記録する写真家・山田博行さん。23歳で初めて足を踏み入れて魅せられ、30代前半の数年間は現地で暮らしながらヨーロッパやアフリカへ取材に出かけた。アラスカへの渡航回数は30回近くになるという。現在は新潟県長岡市在住。長岡造形大学の准教授として教鞭を執りつつ、写真と映像の撮影、写真集の出版に展覧会など作家活動も展開中だ。 2019年3月9日か
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圧倒的情報量&超絶技巧の手描き文字ッ!サービスエリアの神ポスターの作者は誰?
関越自動車道の越後川口サービスエリア(SA)。 関東地方と新潟県とを結ぶ交通の要衝にあり、多くの高速道路利用客が足を休める。東京と新潟を往復する高速バスの休憩所としても利用されている。 そんな越後川口SAに、その圧倒的完成度から見る人を惹きつけてやまない、ある名物ポスターが存在する。 [caption id="attachment_11734" align="aligncenter"