まちを知る
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紙の防災グッズが大活躍! アイデアと課題解決力で世界を驚かす “地方企業の底力”
2017.9.1 地震に台風、大雨に洪水など、このところ災害続き。こうした天災は、いつ私たちの身に降りかかってもおかしくありません。折しも、今日9月1日は「防災の日」。常日頃から災害に備えておくためには、きちんと防災意識を持つことはもちろん、いざという時に便利に使えるグッズの常備も必要です。そこで今回は、ある地方企業が作るユニークな防災グッズに着目。その製造元を訪ねました。 お邪魔したのは
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MoMA永久所蔵品の傑作が作られる場所。籐家具の名品を生み出すワイ・エム・ケー長岡
2017.5.9 籐家具を使ったことがありますか? 東南アジアなど熱帯・亜熱帯地域に自生するラタン、日本では籐(とう)とも呼ばれるヤシ科のつる性植物を素材にした家具で、独特の風合いとエキゾチックな雰囲気が好まれ、1960年代に一大ブームになりました。 代表的なものとして、1964年にニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネントコレクションにも加えられた日本製のアームレスチェアが知られて
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長岡生まれの100年米菓「柿の種」“元祖”浪花屋で聞いた誕生物語
2016.12.24 ♪た~ね た~ね 柿の種 が~んそ浪花屋の柿の種 新潟で生まれ育った40代以上の人なら、たぶん文字を見ただけで頭の中でメロディーが流れ出すはず。昭和50年代に新潟県内限定で放映されていた、浪花屋製菓のテレビCMソングだ。 歌に出てくる「柿の種」は、言わずと知れた米菓の定番「柿の種」。その誕生は、今から100年近く前の大正末期までさかのぼる。「元祖」をうたう新潟県
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スピードメーターの名門「日本精機」の新製品は…CO₂測定器!? 変わる時代と、変わらぬ技術への誇りを聞いた
2021.10.4 新型コロナウイルスの流行から一年半。感染症予防の対策として、こまめな換気が今や必須とされています。しかし、暑さ寒さの厳しい季節は室内を密閉しがちですし、定期的に換気をしていても、室内の人数によって空気環境はすぐに変わるもの。厚生労働省は、二酸化炭素濃度1000ppm以下を、換気が良好にされている状態の目安としてあげていますが、目に見えない二酸化炭素濃度について、人の感覚で判断
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衝撃のふわふわに感動!刃物のまちの町工場が作り上げた「究極のかき氷機」とは!?
2019/8/22 連日、うだるような暑さが続いています。季節はすっかり夏。ジリジリと照りつける太陽で汗が止まらず、思わず冷たいものが恋しくなるという方も多いのではないでしょうか? 夏の風物詩といえば「かき氷」。かき氷を最初に食べた日本人は枕草子の清少納言といわれており、昔から親しまれているスイーツですが、ここ数年は、台湾かき氷が爆発的人気となったり、シロップや氷にこだわった専門店が生まれたりと
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お正月だけじゃない!切り餅を現代の食卓に届ける「越後製菓」のこだわりに迫る
2019/4/26 全国屈指の米どころ、新潟県長岡市に本社を置き、今年創業62年を迎える「越後製菓」。あられ・おせんべいなどの米菓、電子レンジで炊きたてが味わえるパックごはん、そして、鏡餅・切り餅・丸餅などバリエーション豊富なお餅を生産し、“鏡餅の業界シェア1位”を誇るメーカーです。 営業所は全国各地に14ヶ所と幅広いネットワークを持つ同社ですが、工場は新潟県内を中心に9ヶ所と、鏡餅シーズンだ