まちを知る
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「まちの魅力を語る」って何だろう? 学生たちが「借り物ではない、自分の言葉」を探し歩いた4日間
2021.12.20 「自分が住むまちの魅力は何ですか?」と問われたとき、あなたならどう答えるでしょうか。まちの魅力というものは観光資源やお店の多さで考えられがちですが、それらは特徴のひとつにすぎません。まちを楽しむ視点をもつことでもっと地元を好きになって、それを海外に出たときにも伝えられるようになってほしい――そんな思いから、2021年9~11月に公益財団法人長岡市国際交流協会が、市内の高校生
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今年で10周年!「自ら学ぶ」市民を増やす「まちなかキャンパス長岡」のユニークな仕組み
2021.9.7 6月下旬のとある月曜日。JR長岡駅にほど近い「まちなかキャンパス長岡」で、ある講座が行われていた。講座名は「まっすぐに醸し伝える新潟の味——みそからピクルスまで——」。長岡市内に蔵を構える老舗味噌屋の代表が、会社の軌跡とともに県内の味噌消費の変遷などを語り、そして最後には「みそ玉」の作り方を伝授するという内容だった。 参加者は23名で、男性が5名と女性が18名。20代から
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ベンチャー続々誕生の立役者!起業を目指す人のサポーター「CLIP長岡」
2021/2/6 新潟県長岡市が、起業を目指す人たちにとって心強いまちになろうとしているということをご存じですか? 2020年9月からは起業の必要経費を上限50万円まで助成するスタートアップ補助金が設けられ、ビジネス創業を後押し。将来性のある学生ベンチャーが続々と誕生しています。そのサポート役として注目を集めているのが、一般社団法人 新潟県起業支援センターが運営する「CLIP長岡」です。起業志望
ひとを知る
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料理家・坂田阿希子さんが長岡で語る「思い出の味」と「本当のおいしさ」のこと
2019/8/20 料理家として数多くのレシピ本を世に送り出し、テレビや雑誌でも活躍中の人気料理家、坂田阿希子さん。坂田さんの本はデザインや写真の美しさもさることながら、本格的な味を家庭でも再現できるようにと心配りされた、丁寧でわかりやすい解説が魅力です。その料理のビジュアル、味を追求する姿勢には一徹な職人魂を感じる一方、テレビなどで語る姿はにこやかで気さくな雰囲気。そんな坂田さんは、実は新潟県
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長岡の異端児!ステンシル作家、デザイナー、ブランドオーナーの肩書きを持つKRAKって何者!?
2019/7/24 「地方で夢は叶えられない、やりたいことができない」。一昔前であれば、こんな考えで地元を出る若者は多かったのかもしれない。しかし、スマホやインターネットの普及、SNSや携帯アプリなど、情報を発信する選択肢が増えた現代では、地方にいながらにして、自らがやりたいことで生きていく人が増えている。 新潟県長岡市にも、地方から作品を発信し続けるクリエイターが存在する。その名は「KR
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地域資源を世界ブランドに!NEOSのデザインから学ぶ「地元のよさを形にする思考」
2018.11.1 2018年5月、経済産業省・特許庁の研究会が「デザイン経営」宣言を発表した。欧米に比べ、デザインへの意識が低く競争力に欠ける日本企業の現状を前提に、ブランド構築とイノベーション実現にデザインを活用する「デザイン経営」を推進しようというもの。状況がどう変化するのか注目したいところだが、すでに企業や教育の現場ではデザインマネジメントは積極的に導入され、実践されている。 新潟
ものを知る
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焼き、蒸し、干す。木宮商店が丹精込めた手仕事でつなぐ郷土食「車麩」の伝統
2020/11/4 家で過ごす時間が多くなった今年。自炊の機会が増えたことで、これまで作ったことのないメニューに挑戦し、レパートリーを増やしている人も多いのでは? そんな日々に、ぜひ常備して活用したいのが長岡市の名産品「車麩(くるまふ)」。低カロリーで栄養価が高く、菜食やマクロビオティックを実践する人たちも注目する優秀な乾物です。和洋中を問わず、煮てよし、炒めてよし、揚げてよし。様々な調理
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パンの売り上げ、一日2,000本!? 知られざるメガヒット「スターブレッド」の秘密
2017.2.8 JR長岡駅にほど近い老舗パン屋「マルシャン 本店」は、平日の通学時間帯は向かいにある高校の生徒たちでにぎわい、休日は多くのファミリーが訪れる、典型的な“街のパン屋さん”。ピーク時は約70種のパンがずらりと並び、「学生の頃から通っている」というファンも多い、地元に愛されるお店です。 人気の理由の一つに、遊び心あふれるさまざまなサービスがあります。例えば、300円以上