まちを知る
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「子ども食堂」から「地域食堂」へ。温かい食事がつなぐ世代とコミュニティの絆
都会も地方も核家族化が進み、「孤食」という言葉もいつの間にか定着した昨今、子どもの貧困や食品ロスなど様々な社会問題、さらに防災・防犯、共助の観点からも改めて地域の絆を見直し、楽しく食べながら支え合おうという取り組みが全国各地で進められている。子どもと保護者が対象の「子ども食堂」から、一人暮らしの高齢者も学生も誰でもウェルカムの「地域食堂」へ。この取り組みが私たちに投げかけているものとはなんだろう?
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子育ての駅ちびっこ広場の「すごい牛乳パック工作」が再び!今回はパックの家の“新築”に密着
新潟県長岡市に、近隣のパパ、ママたちに大人気の無料で利用できる子育て支援施設がある。その名も「子育ての駅ちびっこ広場(以下「ちびっこ広場」)」。訪れるとすぐに目をひくのは、この施設にしかない牛乳やジュースの紙パックを使った手作り遊具の数々だ。車に家、テーブルに椅子といった様々な遊具で子どもたちが今日も元気いっぱい遊んでいる。 「な!ナガオカ」で、「ちびっこ広場」の牛乳パック工作を紹介したのは
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「全員ゴール」を目指した夏の日——小学5年生、2000m遠泳チャレンジの記録
「小学生が海で2000mの遠泳に挑戦し、クラス全員が泳ぎきった」と聞くと、驚く方も多いのではないでしょうか。大正15年以来、形は変えながらも、現在も続く伝統行事にしている学校が、新潟県長岡市にあります。 長岡市立表町小学校の5年生は毎年7月に「海の学校」と名付けられた校外学習で「遠泳」を行っています。個々に長く泳いだり、タイムを競ったりするのではなく、隊列を作り、それを維持しながら2000m
ひとを知る
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3月9日(火)「な!ナガオカ」オンライン公開取材のお知らせ
新しい試み!「オンライン公開取材」が始まります 昨年来のコロナ禍の中、読者のみなさまも大変な思いをしながら日常に適応していることと思います。 「な!ナガオカ」編集部も、リニューアルをしたはいいけれどなかなか取材に出ることもできず......ということで、厳しい時間を過ごしていました。そんな中、オンラインミーティングが一般的になってきたご時世ならではの企画にもチャレンジしてい
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郷土料理を通じた多世代交流を。NPO法人「になニーナ」がめざす「誰も一人にしないまち」
「誰もが生きやすいまち」とはどんなまちでしょうか?子供から高齢者まで幅広い世代の人たちが互いの価値観を尊重し、誰も孤独に陥ることなく優しい気持ちで支え合えられるまち……そんなまちに暮らせたら素晴らしいですよね。ですが、実際の私たちは自分の地域や価値観の外側にいる人たちはもとより隣人さえも深く知る機会は少なく、それゆえに他者を排除してしまったり、誰にも助けを求めることができずに孤
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食べることは生きること。管理栄養士ますがたみきさんが描く地域の健やかな未来像
ライフスタイルが多様化し、家族の食事の風景も変化している昨今、「子どもたちに栄養と愛情たっぷりの手料理を食べさせてあげたい。でも、忙しくて時間が足りない!気持ちの余裕もない!」というお母さんたちも多いかもしれません。 小学生と保育園児の2児の母でもある、新潟県長岡市を拠点に活動する管理栄養士のますがたみきさんは、食と栄養のプロフェッショナル。育児に奮闘するお母さんたちの悩みに寄り添い、フリーラン