まちを知る
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雪国初心者必見!雪かき伝道士が教える「大雪の前後にやるべきこと」※大雪防災情報・公的支援リストつき
2020年の暮れから2021年の初頭にかけて、記録的な大雪に驚いた人は多いだろう。豪雪地帯である新潟県長岡市の中でも雪深い山古志種苧原(やまこしたねすはら)地区では、最大積雪量317センチを観測。とくに年末や成人の日前後の大雪は交通機関のトラブルを生み、たくさんの人の日常生活が混乱した。 筆者は昨年秋に東京から引っ越し、今年新潟で初めての冬を迎えているが、「当たり年に来た
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パワースポット王国をPRするUターンデザイナー。その眼に映る「これからの観光」とは?
新潟県長岡市の山間地にある栃尾エリア。名物の分厚い油揚げ=“あぶらげ”で有名だが、実は、珍しい寺社の宝庫としてマニアに認知されていることをご存じだろうか?小さなまちのあちこちには多数の神社が鎮座しており、上杉謙信が初陣の頃に拠点にしていたゆかりの地であったり、受験生がご利益を授かるための珍しい作法があったり、はたまた男性器の御神体を祀っていたり……。それぞれが唯一無二の個性で注目を集めているのだ。
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コスプレイヤー必見! 移住者が運営する、長岡の「施設まるごと貸切ロケ地」
有名漫画家やアニメーターを数多く輩出し、日本海側最大級の同人誌即売会「ガタケット」やマンガ・アニメの祭典「がたふぇす」などサブカルチャーの盛り上がりを見せる新潟県。愛好家の中にはお気に入りのキャラクターになりきるコスプレを楽しむ人々も多いが、いま彼ら彼女らの間で「ロケ地」の少なさが嘆かれている。都心のようなコスプレ専用スタジオはほぼないため、撮影できる機会はコスプレイベントがほとんど。店や公共施設
ひとを知る
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豊かな自然の中、地域の未来をつなぐ子育てを。海辺の保育所「かいじゃり」の日々
子どもたちが森や山など屋外で自然環境と触れ合い、主体的に遊びながらそれぞれのペースで学んでいく体験を通して、生きる力や人間性を育む野外保育「森のようちえん」の活動が全国に広がっている。2020年8月現在、「森のようちえん全国ネットワーク連盟」に登録されている団体の数は約240にも上るという。ロケーションもスタイルも実に多種多様だが、長岡市の寺泊地区にも、海辺の地域ならではのダイ
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物理から木工へ、富井貴志さんが伝える「作り手と器、使い手の究極の三位一体」
新潟県長岡市小国町の工房で日々じっくり木材と向き合い、ノミでくり抜いて作る刳り物(くりもの)、ろくろで挽いて作る挽き物(ひきもの)といった、日常使いの器を手掛ける木工家・富井貴志さん。全国各地で個展を開催してファンを獲得している売れっ子で、2012年に新人賞を受賞した国展で今年は準会員優作賞を受賞するなど、高い技術力と豊かな表現力も評価されている。 そんな富井さんは筑波大学大学院で表面物理の研究
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スリランカ、フィリピン、ロシア…海外から長岡へ。3人の女性の移住物語
深刻な人手不足が進む中、日本政府は外国からの働き手を積極的に受け入れるべく、門戸の拡大を試みようとしている。だが、すでに日本で働いている人たちの現状をめぐる課題は多く、まだまだ議論の余地は大きい。外国からやってきた人にとって、この国はどのように映っているのだろうか。新潟県長岡市で暮らす3人の外国人女性にインタビューを試みた。 スリランカのキャンディから長岡へ。 斎木ナヤニさ