まちを知る
-
小学校の中に美術館!? 子ども学芸員が活躍する上組小のアート教育に迫る
小学校時代の「図工」の授業といえば、絵や工作などに取り組み、夢中になった記憶がある方も多いはず。しかし、大人になるとつい「芸術」あるいは「アート」というものを縁遠いものだと感じてしまいがちで、向き合い方がわからないとか、どう鑑賞すればいいのかわからないという方も、また多いのではないでしょうか。 造形美術教育とは、創作物を生みだすことはもちろん、じっくりと鑑賞して自分の感じ
-
デジタルだけど、人と人とのつながりを築く場所。新潟県初の「eスポーツクラブ」を訪ねた
ここ数年、一段と盛り上がりを見せている「eスポーツ」。ゲームの対戦を「競技」としてプレイすることの認知が広がり、中学生の将来なりたい職業ランキングではeスポーツ選手が常に上位にランクインする“子供たちの憧れの職業”となっています。しかしながら、若い世代のeスポーツ人気が加速する一方で、プレイヤーがリアルにeスポーツ仲間と集える機会や場所は、まだまだ限られています。 そんな中、新潟県長岡市では
-
給食からおいしく楽しく学ぼう! 食育の工夫とアイデア豊富な「長岡の学校給食」の現場をリポート
2022.1.25 新潟県長岡市の小中学校では、給食を通じて子どもの食育に力を入れる取り組みを続けています。地元の旬の食材を積極的に取り入れたり、郷土の歴史や食文化を紹介する献立が組まれたりと、幅広いテーマの学びが仕掛けられたイベント性のある給食で、子どもたちに地域の食文化について伝えると同時に食そのものへの関心も高めています。その仕掛け人となるのが、市内の学校を担当する「栄養教諭・栄養職員・栄
ひとを知る
-
サッカー強豪・帝京長岡を支える「まちのクラブ」長岡JYFC。スポーツで地域をつなぐその育成哲学とは
帝京長岡高等学校。今やサッカー愛好家でその名を知らない人はいないのではないだろうか。新潟県下はもとより全国でも有数の強豪校として名を馳せ、これまでに全国高校選手権には9度出場、うちベスト4に2回。多くのOBがJリーグやフットサルのクラブと契約を結んで卒業後にプロ入りし、日本代表のアンダーエイジカテゴリの選手も代々在籍してきた。男子のみならず女子サッカー部も地区総体や全国総体で毎年好成績を残しており
-
自分らしい仕事を創り、地域の活力を生む“小商い”ネットワークの実験場「さんビズ」とは?
好きなことを仕事にしたい、仕事のボリュームを減らして家族と過ごす時間を増やしたい、のんびりと身の丈に合った暮らしをしたい……。社会の変化に伴い、終身雇用が過去のものとなりつつあるいま、生き方の選択肢は少しずつ広がっています。新卒で就職して一箇所だけに勤め上げるという形を選択しない人も多く、仲間と起業したり、副業として勤務先とは別の仕事をしたり、フリーランスとして活動したり、自分が心地いいと思う働き
-
このまちに、子どもの自由な遊びを育む環境を。一人の青年から広がり始めた「プレーパーク」の輪
「子どもは遊びの天才」と、よく言われます。しかし現実は、「学校や保育園から帰宅すればYoutube動画やテレビを見てばかり……」とため息をついている親御さんも多いのではないでしょうか。特にコロナ禍の昨今は、友だちの家に集まって遊ぶことも遠慮しがち。公園に出ても、特に都市部では「あれも禁止」「これも禁止」という看板が目につくようになり、子どもたちの遊びの機会が社会から失われつつあります。 夢中